下の子が生まれたら、上の子が下の子に意地悪を始めた経験はありませんか?
我が家では上の子が1歳8か月の時に下の子が生まれたのですが、上の子が下の子を叩いたり押したり、意地悪するようになってしまいました。
4か月ほど経って少し落ち着いてきたので、実際に取り組んだ対処法を紹介したいと思います。
上の子が下の子に意地悪する理由
下の子が生まれたら上の子が赤ちゃん返りをすると言いますが、2歳の上の子もそんな感じでした。
- ベビーベットで寝たがる
- 下の子に構った瞬間抱っこしてとせがむ
- 食事を食べさせてと言ってくる
- 下の子を叩く、つねる
- 下の子が寝ている横で騒ぐ
特に下の子を抱っこしたらすぐに、ベビーベットを指さして、
ねんね!ねんね!
と下の子を抱っこすることを嫌がっていることが多かったと思います。
この上の子が下の子に意地悪する、邪魔をする理由は単純で、
今まで上の子に注がれていた時間やスキンシップが下の子に向いて、僕に構ってよ!と不安になって愛情を欲しがっているからです。
その裏返しで、下の子に嫉妬して意地悪をしたっり赤ちゃん返りしてしまうのです。
上の子が下の子に意地悪するときの対処法
そのため対処法も、上の子に対して愛情をもって接する時間を増やし、上の子との時間を意識してとるようにする必要があります。
具体的に紹介していきます。
上の子を優先して可愛がる
上の子が下の子に意地悪するときの基本的な対処法はこれです。
とにかく、ことあるごとに上の子を可愛がること!
今まで、全ての愛情が自分に向いていたのに下の子が生まれて、
「なんで僕じゃないの!」
「僕のこと嫌いになってないよね?」
「このままずっと相手してくれないの?」
と不安になっているので、そうじゃないことを伝えましょう。
ママは君のことがこんなにも好きなんだよ!
一緒にいていいんだよ!
そういった感情を乗せて上の子に接してあげると、2歳でもだんだんと下の子に意地悪をしなくなり、むしろお兄ちゃん(お姉ちゃん)として面倒を見て下の子を大切にしてくれるようになります。
目を見て話す、ぎゅっと抱きしめる
上の子が下の子を叩いた!
ついつい、
(上の子に向かって)どうしてそんなことをするの!
(下の子に向かって)大丈夫?痛かったよね?
と言ってしまいますよね。
というか、僕は始めそうしてしまいました。
しかしこれは間違った行動です。
上の子は下の子に意地悪することで、親の気を自分に向けようとしています。
そのため、下の子に構うと何度でも繰り返し下の子を傷つけようとしてしまうのです。
そこで、どんなに意地悪なことをしても、最初に上の子に対して話しかけるようにしましょう。
「○○ちゃん、大丈夫だよ。ぎゅっとしよう!」
「○○ちゃん、そんなことしなくても、こっちおいで。」
下の子を反射的に守ってしまいますが、ぐっと我慢して上の子に構ってあげてください。
その時に憎しみやイライラを乗せないように注意しましょうね。
一緒に下の子の世話をする
2歳前の子でも下の子が退院してきてすぐの時から、布団をかけてあげたりミルクを飲ませてくれたり、下の子の世話をしてくれていました。
しかし、下の子に付きっきりになるとミルクを飲ませるのを邪魔したり、ベビーベットのシーツをとったりと意地悪をしてきていました。
そこで効果があったのが、「一緒にやろう」と上の子に提案することでした。
例えばミルクを飲ませる時にも、
「○○ちゃん、下の子にミルク飲ませるの手伝ってくれる?」
「○○ちゃんあそこのガーゼとってきてくれる?」
と、はじめに構うのは上の子です。
そして一緒になって下の子の世話をするようになって、下の子に意地悪する回数がかなり減ってきました。
どうしても手のかかる下の子を優先しがちですが、上の子の許可をとるイメージで(笑)優先して下の子を面倒見てあげると上手くいくようになります。
まとめ
下の子が生まれ付きっきりで育児をしてしまうと、上の子が愛情不足と感じ下の子に意地悪をするようになってしまいます。
そのため上の子優先で話しかけて、大切にしていることを伝え安心させてあげましょう!
対処法としては、
- 上の子を事あることに可愛がる
- 下の子に意地悪しても上の子に話しかける
- 一緒に下の子の世話をする
が実際にやってみて効果的だと感じました。
上の子が2~4歳だとイヤイヤ期と重なって、下の子に意地悪してしまうことがありますが、しっかり愛情を注げばわかってくれるようになります。
意地悪する必要を感じなくなるまで、かまってあげてくださいね!
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