イヤイヤ期の絶頂となり、魔の2歳児と呼ばれるこの時期。
本当に毎日、子供に振り回されて大変ですよね。。。
うちの息子も先日2歳を迎えたのですが、見計らったかのように自己主張の塊のような男の子になりました。
あり余ったパワーで朝から寝る直前まで騒ぎまわっている、この子をどうやって育てていけばいいのか分からなくなったので男の子の育て方について1冊の本を読んだので、忘却録も兼ねて紹介したいと思います。
男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方
今回は竹内エリカさん著の「男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方」という本を読んでの、2歳児の男の子の育て方について自分なりに呼んだ感想を書いていきます。
この本は息子が生まれた時に買ったのですが、何度も読みながら子供の育て方のアドバイスを貰っているお気に入りの本です。
子育てに正解はないとは思いますが、初めての子供と接するにあたり、
・男の子ってこういう生き物だよ!
・こうしてあげると子供のためになるんだよ!
と具体例を含めて書いてあるので、行動の指針となって助かっています。
今回はその2章の2歳の男の子の育て方についてです。
2歳は集中力を育てる時期
子供は3歳までに脳の80%が出来上がると言われています。
2歳の時期はどんどん言葉を覚えてやりたいことができるよになって成長していくのですが、集中力もこの2歳の時期に著しく成長するそうです。
そして集中力を2歳で伸ばしておけば、勉強に取り組むときの粘り強さ、スポーツでの上達などなど、今後の子供の人生において大切な武器になることでしょう。
しかし男の子は女の子と違って、集中が苦手でじっとすることができません。
特に2歳の時期は運動量がすごくて、買い物に連れて行くだけでどっと疲れますよね。
この魔の2歳の男の子のて集中力をどうやって伸ばしてあげるかが次の話になります。
男の子の集中のやり方
男の子は特にそうですが、子供は自分の興味のあることしかやりません。
例えば「うちの子、集中しないんです」という親がいたらそれは間違いで、興味のあることをやらせていないから集中していないのです。
2歳の時期に男の子の集中力を伸ばすには、
「楽しい」→「できた」→「わかった」
というサイクルができるようにしてあげることが最も重要になるようです。
「楽しい」→「できた」→「わかった」のサイクル
男の子が、例えばひたすらに積み木で遊んでいるときは、
積み木が楽しそう→積み上げることができた!→積み上げると楽しい、もっかいやろう。
こんな心境で、ずーとやっていてこの状態が集中している状態です。
とにかくこの状態を目指して親はサポートしてあげることが大切です。
確かに2歳の時期は、ちょっとやって、できない!!ってギャン泣きすることがありますよね。
その状態は集中できていないので、助けてあげるとその後は楽しそうに続けてることが息子にもあります。
でもこのサイクルって2歳だけではなく、僕たち大人もやっていたりしますよね!
ゲームをしているときや、スポーツをしているとき、好きな趣味をしているとき、
時間を忘れて没頭できるのは、やっぱりできるから楽しい!(できなくても解決方法を探すのが楽しい)という状態に入ってるからなのだと思います。
2歳児にはその状態を経験させてあげるのが、集中力の育て方なのだと読んでいて思いました。
親のサポートを求める言葉
男の子は女の子と比べ言語の成長が遅い傾向になるので、こうしたい!でもうまく伝わらなくてイヤイヤ!という状況が起きやすいと言えます。
できた!と経験するためにも、親が少しサポートしてできないの壁を越えてあげる必要が出てきます。
そのためのコミュニケーション手段として、親にサポートを求める言葉を早めに教えてあげるのが推奨されています。
例えば、感情を表す言葉、
・悲しい
・さみしい
・できなくて悔しい
助けてを求める言葉、
・手伝って
・教えて
・一緒にやって
こういう言葉を知らないときは、すべて「ヤダ!」になってしまうので親がスルーしてしまうことが心配されます。
そのため、上記のような言葉を教えてあげて子供の伝わらない!!!というストレスを取り除いてあげましょう。
集中しているときは邪魔しない
ひとりの世界に入って遊んでいるときは集中しているときで、この時に子供の集中力が鍛えられています。
例えば、静かだなぁと思ったら床にお茶をこぼして遊んでいたりして、話しかけるとびくっ!!ってびっくりする時ですね。笑(あのびっくりするの可愛いですよね^^)
その時は集中しているときなので、危険なことでない限り極力ほっといて、他の家事を進めたり、休憩したりしましょうということです。
確かにいたずらをする時って、
楽しそうだからやる→できた→こうなるのか~もっとやる!って言うサイクルに入ってるんですよね。
ついつい条件反射でダメ!!って言ってしまいますが、おー今子共の集中力が鍛えられているぞ♪と思うと、後で片付けづけなくちゃいけないし今は休んどくか。とおおらかな気持ちで見守ってあげることができそうです。
うちの息子が集中しているときを思い出してみると、
・レゴブロックで遊ぶとき
・食事中におかずをお皿からお皿へ移して遊ぶとき
・リモコンの電池を抜いては入れてを繰り返すとき
主にいたずらですが(笑)、手先を使って何かを動かしているときが多い気がします。
そうとなると、そっち方面の知育玩具を揃えてあげれば息子も興味を持って集中してくれるのかなと思いました!
集中力を上げるための方法
集中力を上げるために役立つ方法として2つのことが紹介されています。
自然の中に連れていく
飽きっぽい性格の男の子ですが、自然の中には男の子の興味をそそるもいのがいっぱいあって、ずっと集中することができます。
例えば、
・川の流れをみたり
・川に葉っぱを流したり
・虫を追いかけたり
・水たまりを踏んだり
などなど。
毎日は無理ですが時々は外に連れて行ってあげて、子供の集中力を伸ばしてあげましょう!
運動をさせる
体を自由に動かせるようになる能力は集中力と密接に関係しています。
男の子は好奇心が強くじっとできない子が多いですが、そういう子供に「じっとして!」というのはあまり意味がありません。
それよりかは、運動をさせて、体を自由にコントロールできるように育て、心も一緒に強くさせる方が効果的なのです。
著書の中では、手足のコントロールだけではなく、体全体を動かすような運動が良いと紹介されていました。
例えば、ストップ&ゴーのような動きで、走って!と子供を走らせ、ストップ!で止まるように指示します。
男の子はすぐに興奮してテンションが上がってしまいますが、「止まる」という動作を教えることで冷静に体をコントロールすることでできるようになり、それが直接、集中力の成長につながるのです。
まとめ
今回は竹内エリカさん著の「男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方」の第2章、2歳の子供育て方についてを読んだ感想を紹介しました。
2歳は集中力が育つ時期なので、親がサポートしてしっかりと子供の集中力を育てていきましょう。
男の子は飽きっぽいので、多少のいたずらは目をつむってあげて好きなことをトコトンできる環境を用意してあげましょう。
この本は男の子を育てる上で悩んだ時に読むと、
「なるほど!もしかしたらあの時、そう思っていたのかな?」
と子供を理解することに繋がりとても面白いです。
2歳だけではなく、0歳から6歳までの男の子を持つ家庭はぜひ夫婦で読んでみてくださいね!
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