イヤイヤ期…毎日わがままで大変な時期ですよね。
食事を食べずにフルーツやお菓子をねだったり、下げた後に欲しい欲しいと言ってきたり、子供にどこまで我慢させればいいのか正直悩むところです。
この記事ではイヤイヤ期に我慢を覚えさせていくには何が必要なのかをまとめています。
子供に覚えてほしい我慢をどうやって身につけるか、一緒に学んでいきましょう!
イヤイヤ期に我慢は必要なのか
結論としては、2歳の時期で我慢は完璧にできなくても問題ありません。
子供の成長としては我慢ができるようになるのは4歳ごろからなので、イヤイヤ期の後になります。
そのため、イヤイヤ期は我慢の準備段階。
しつけとして我慢を強要しても思うようにはならないので、生活の中で少しずつ我慢できるよう特訓していく時期だと思います。
そして2歳のイヤイヤ期の頃はだんだん言葉は通じるようになってくるので、
我慢しなさい、やってはダメ!で無理やり我慢を教えるのではなく、
○○したら危ないからやめようね。
と、対話でやめられるように身につけていくことが大切です。
我慢の種類は2種類ある
我慢には2種類あります。
一つは、やってはダメ!やめないと○○するよ!という強制された受け身の我慢。
もう一つは、待っていれば結果が得られる、待つことで親のサポートなりが得られることが分かっているので待つことができる、自発的な我慢です。
言うまでもなく、子供に身につけてほしいのは後者の自発的な我慢です。
が、イヤイヤ期はどうしてもやって欲しくないことばかりするので
「ダメ!やめて!もうこっちがイヤ!」
と言ってしまいがち。
「もう意味が分からない!何で泣くの!」
と突き放してしまいますよね。
やってはいけないと分かっていても、どうしても限界になっていってしまう。
イヤイヤ期は親の我慢が試されている時期なのかもしれません。笑
そして、2つめの自発的な我慢を2歳から育てていくには、突き放すのではなくむしろ受け入れる。
子供と対話して、認めてあげるということが必要になってきます。
自発的な我慢を育てるのは自己肯定感
自分から我慢をする「自発的な我慢」ができるようになるために必要なのは、自己肯定感です。
これは、子供を認めてあげることで得ることができます。
例えば、イヤイヤ期に買い物に行ったときおもちゃが欲しくて、床に転がって泣きわめいて何も受け付けないことがあったとします。
ここで必要なのは、ダメなものはダメ!恥ずかしいからやめて!と突き放すのではなく、認めてあげること。
抱っこしてよしよしして、大丈夫だよ、あれが欲しいんだよね。と認めてあげることなのです。
そうすると子供も安心したり自分の話が伝わっていると理解するので、そこからダメな理由を説明したり、別のことに興味を移すようにして問題を乗り越えます。
この認めるということは普段の生活からできることです。
- 積み木で遊んでいて、高く積めた、動物を作ることができた!
- 絵本で目的のページを見つけることができて、親が喜んでいる
- 公園に来て何をするか自分で決めることができた!
生活の中で、親と子のコミュニケーションを密にとることで、子供は自分が認められている、話し合いをすれば母さんは分かってくれる、ということを学んでいき、結果それが我慢できる子供を育てていきます。
イライラ期はどうしても親もイライラしがちですが、穏やかな気持ちで子供に接することを心掛けたいですね。
目標は「我慢できたよ、ドヤァ」
まとめると、自分で我慢ができるようになるのは4歳ごろなのでイライラ期から焦ってしつける必要はありません。
我慢させる=我慢を強制させる行為はむしろ、今後自発的な我慢ができなくなる子に育つ恐れがあるので、頑張って減らしていきたいくらいです。
今できることと言ったら、毎回我慢させるよりも、
「僕、我慢できたよ!すごいでしょ!」
という気持ちにさせるように誘導することで、こうなれば今後の成長がかなり期待できます。
そのために必要なのは否定や脅しではなく、子供と向き合った会話、子供のサポートなどが親のやるべきことなのです。
子供の行動を尊重してあげて、認めてあげたり、うまく誘導して他のことに興味を移したりして我慢を覚えさせるようにしたいですね。
イヤイヤ期には子供の我慢は必要なく、我慢できる土台を作っていく時期。
親の忍耐力が試されているのです。
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