子どもが生まれて育児が始まると
毎日の疲労が積み重なり、
旦那の行動にイライラしてしまいます。
「スマホばかりみて手伝ってくれない・・」
「やるんだったら最後までやって・・・」
「なんで私ばっかり・・・」
ネット上には共感するエピソードがたくさんありますが、
この記事では旦那目線での解決策を提案したいと思います。
書いてる人→パパペンギン
・1歳男の子のパパ
・子供が生まれてからは在宅ワーク
・日中でも子供の面倒を見る時がある
特に産後は精神的・肉体的な疲労がひどく、更には子供の夜泣きによる睡眠不足でストレスが最高潮。
更に1歳を過ぎるとイヤイヤ気が始まり、毎日の疲労感が抜けなくてイライラ。
ペンギン一家もママがイライラする時期がありましたが一緒に乗り越えてきた考え方を話していきます。
育児で旦那にイライラするのはなぜ?
育児中にイライラする原因は
「旦那が思い通りに動かない」からです。
マタニティブルーなどのホルモン的なイライラもありますが、
○○してくれたらいいのに・・・
と思う感情が強くなったとき、人はイライラしてしまいます。
イライラの原因はどうあれ、家族に対して負の感情をぶつけてしまうと
ーーー
イライラする
↓↑
家庭の雰囲気が悪くなる
↓↑
さらにイライラ
ーーー
と、負のスパイラルに入ります。
そのためイライラする回数(ぶつける回数)を減らすことが初めにやることです。
これが上手くいくと家庭の雰囲気が明るくなり、結果的に旦那が育児に参加してくれる可能性がぐっと上がります。
イライラをなくすにはどうするか
イライラの原因になる、
○○してくれたらいいのに・・・
を無くすには2つの行動をとりましょう。
・相手は思い通りに動かないことを意識する
・一人の時間を作る
旦那はコントロールできない
ペンギン一家では、
・相手は相手の考えで動いているからコントロールできない
・自分が思った行動をとってくれないのが当たり前
この考え方を1年ほど前から夫婦で実践しています。
旦那は自分と考え方が違うので、
例えば食器を洗ってほしいと言ったとしても、
・食器を置く位置
・スポンジの片付け
・シンクの汚れなど
必ずどこか自分のイメージと違うところが出てきます。
つまり
「○○してくれたらいいのに・・・」
が叶えられることは一生ないので、できるだけ思わないように意識改革をしないといけません。
ペンギン一家の家では、
・やってくれるだけありがとう
・言わなくてもやってくれてる!神!
こう考えようと夫婦で相談してから、家庭内の雰囲気はぐっと良くなりました。
旦那を理解しよう!
旦那と自分は違う考え方をする生き物。
というのを理解するには、旦那の行動原理を知るのがおすすめです。
自分の理解の及ばないことに否定的になるのは人間の本質なので、相手への理解はイライラを軽減してくれます。
僕が考える旦那目線の性格や考え方を書いていきますので旦那さんに当てはめながら相手の感情を考えてみてください。
旦那は効率的に考える
男性は論理的な人が多いので、自分よりも妻のほうが育児に詳しい・テキパキ動けると判断したら任せるという選択肢をとります。
やりなれている人がやったほうが早いから。
と効率優先で物事を決めるので、
妻のほうが育児に携わる時間が長ければ、
必ず「補助」の立場をとるはずです。
そのため、
・自主的にやってほしい
・当事者意識をもってほしい
という願いは、旦那が主夫として育児に参加しない限り望めないので諦めましょう。
旦那は否定されたくない
旦那は基本的にプライドが高い生き物です。
小さなことでも自分がやったことを否定されるとやる気をなくします。(笑)
なのでアドバイスはしても否定は逆効果ですので、ぐっと我慢しましょう。
出来てないと感じたら、お願いする仕事のランクを小学生のお手伝いくらいまで下げ、成功したことを褒め、育児に参加している感を持たせてあげることで自尊心が満たされます。
パパが作ったミルクのほうがよく飲むねー、とか
パパが抱っこしておくと笑顔だねーとか
嘘でもいいので(笑)君は優秀なんだよと伝えてあげれば、育児への参加してくれる機会が増えます。
旦那は家=プライベートと思っている
会社を出るとその日の自分の役目は果たした。
と考えるのが旦那の思考です。
男性目線だと、
会社=仕事場、家=休むところ
と専業のママにはない、
場所が変わることによる頭の中のオンオフが存在します。
そのため、家にいるときは休憩時間と認識しているので
・家ではスマホでyoutubeやゲームして手伝わない
・手が空いてても手伝ってくれない
という旦那が出来上がります。
解決策としては、
お風呂に入れるのはパパの「仕事」
ときちんと割り振ってあげましょう。
そうしないといつまでたっても補助的な立ち位置からは変わることはないので、気分によってやらない、面倒臭がる、ということになってしまいます。
これもイライラの原因になりやすいです。
旦那はママが日中に休憩していると思っている
失礼な話ですが、旦那はママが日中にゆっくり休憩していると思っています。
実際僕がそうだったのですが、主婦は実際のところ忙しくないんでしょと思っていました。
ペンギン一家の家事育児の実労働時間は6時間くらいです。これは作業をしている時間が6時間ということですね。
しかし日中に育児をしたことがない旦那には理解できないのですが、作業をしていない時間も子供に常に神経を向けていて休める時間にはなりません。
つまり男性目線からするとこの事実は体験しないとわからないので、
いやそんな家事に時間かかる?テキパキすれば3時間くらい自由な時間取れるでしょ?
という気持ちになります。
ですが実際のところは、
子供は言うことを聞かないし、仕事は増やすし、イレギュラーなことで時間をとられる。
一息つく時間ができても、子供からは目が離せない、座ってるけどくつろげてない時間が断続的に続きます。
お互いの意識のギャップは旦那が育休をとって1週間くらい一人で面倒見ないと埋まらないと僕は思いますので、忙しいと言っても伝わらないでしょう。
それよりは、体調が悪いと訴えたほうが手伝ってくれます。
心の休息時間を確保する
とにかくイライラをなくすには、真っ先に心の余裕を取り戻さなくてはいけません。
そのために必要なのはリラックスするための自分の時間です。
・一人でお風呂に浸かる時間をとる
・休日を作って外出する
・完全に子供を旦那に任せる時間を作る
(お風呂上がりの30分は子供の面倒を旦那が見ることと仕事を割り振り、その間に別の部屋で一人で髪を乾かしたりゆっくりする。)
などとにかく一人で気を抜く時間を作りましょう。
気を抜く時間が必要なことを旦那に説明し、1日に15分でも一人の時間確保するようにしましょう。
ここでOKをくれる旦那であればいいのですが、ダメなら次の2つが有効です。
家事育児の時間を減らす
自動調理器、食器洗い機、洗濯乾燥機を導入して家事の時間を減らします。
特にホットクックと食器洗い機は毎日30分の自由時間を増やしてくれます。
この浮いた30分を子供の昼寝の時間にぶつけることでプライベートの時間を確保することができます。
ベビーシッターを雇う
シルバー人材や両親の召還などでベビーシッターを任せるのもおすすめです。
30分でもいいから一人でボーっとしたり本を読んだり、昼寝をしたりとリラックスする時間を作れれば心に余裕が生まれて、ちょっとしたことを許容できるようになります。
まとめ
イライラというのは家族に感染します。
自分がイライラしていると、どんどん家庭の空気が悪くなり、さらにイライラが起きやすい環境になります。
それを解決する方法は、
ひとつは、
旦那の行動と自分の理想は必ずずれが生じるものと理解して、怒りのハードルを上げること。
もう一つは、
自分だけの時間を作って、24時間体制の育児に休憩ポイントを作ること。
リセットポイントを作って、そこで笑顔を取り戻すようにしましょう。
ニコニコしているママから頼みごとをされると、旦那も積極的に手伝うようになってくるものです。
相手を思い通りにコントロールすることはできないので、
まずは、自分の心の余裕を作ることで家庭の雰囲気を良くし、その雰囲気で気分を上げた旦那に協力してもらうことで、余裕のある育児環境を目指しましょう!
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