赤ちゃんの理想の生活リズムについてご紹介します。
赤ちゃんの生活リズムを整えるには、
・起床時間
・食事
・昼寝・夕寝
・就寝時間
これらに気を配ると、理想の生活リズムに近づいてきます。
この記事では、月齢ごとのモデルタイムスケジュールを用意して説明していきます。
理想なので、このタイムスケジュールが正しいとかではなく生活リズムを作る上での参考になってもらえたらと思います。
■月齢ごとの生活リズム
(ショートカット)
生後2か月くらい
生後5か月くらい
生後10か月くらい
1日のタイムスケジュール例
赤ちゃんの理想の生活リズムを見ていきましょう!
生後2か月、5か月、10か月と3パターンを用意したので月齢の近いものを参考にしてみてください。
生後2か月くらい
起床時間
生後2か月の赤ちゃんの起床時間は朝7時が理想です。
と言っても2か月の赤ちゃんはまだまだ1日のほとんどを寝ているのですが、起床時間はそのまま1日の生活リズムの基本となります。
毎日同じ時間に起こすようにしましょう!
朝はカーテンを開けて日光を浴びることで、赤ちゃんの体内時計も動き出します。
食事
生後2か月の食事はミルクですね。
母乳とミルクでは消化スピードが違うので比率によって頻度が変わります。
上の表は混合での、平均的なタイムスケジュールになっています。
完全母乳でなければ、ミルクと母乳の量を使い分けて、寝る前はミルクを多めにして熟睡する時間を増やしてあげると、夜泣き対策にもなります。
朝寝・昼寝
生後2か月の赤ちゃんでは日中は朝、昼、(夕方)にお昼寝の時間を取ります。
眠るペースは個人差があるので、眠っているのであれば無理に起こさなくても大丈夫です。
この時期では昼寝を減らしても結局夜泣きで起きてしまうので、赤ちゃんが寝ているときはママも一緒にゆっくり休むようにしましょう。
就寝時間
就寝時間は19時くらいが理想です。
寝る前には部屋を暗くして寝る準備を始めましょう。
この時期はまだしっかりと生活リズムが整っていないときなので、毎回寝かしつけが上手くいくわけではありません。
家事が残っているのに、、、と焦らずに、旦那さんに協力してもらったり翌日に回りたりして、いっぱいいっぱいにならないようにしましょう。
寝かしつけの方法や時間、ミルクの量なども調整しながらベストなタイミングを探していきましょう!
生後5か月くらい
起床時間
生後5か月になると、昼と夜の区別がついてきて生活リズムも整ってくる時期です。
まずは起床時間を一定にして、1日のリズムを作っていきましょう。
朝日を浴びることで赤ちゃんも1日がスタートします。
早いうちから生活リズムが整えば家事もしやすいので、まずは毎日起きる時間を同じにするのが理想的です。
食事
生後5か月は早ければ離乳食が始まるころです。
赤ちゃんによっては朝の時間帯に離乳食の時間を増やしましょう。
また授乳の時間も決まった時間に授乳することで1日の生活リズムが整ってきます。
ミルクのほうが腹持ちは良いので母乳と使い分けることでママの生活リズムも整ってきます。
朝寝・昼寝
生後5か月の赤ちゃんの理想の昼寝は、朝と昼の2回が理想的です。
合計で3~4時間ほどとりましょう。
またこの頃から生活リズムは整ってくるので、昼寝の時間が夜の眠りに影響してきます。
個人差もありますが、お昼寝に5時間くらい寝てしまうと寝かしつけが上手くいかない場合もあります。
その場合は時間で区切って起こすことで解決する場合もあります。
また反対に、昼寝の時間が短く日中の機嫌が悪い場合は、昼寝の時の環境も一度見直してみましょう。
就寝時間
この頃の赤ちゃんは寝かしつけに2時間かかったり、夜中に何度も起きてしまうことがあります。
その場合は、昼間の昼寝の時間や寝る前のミルクの量などを調整してみましょう。
また、昼と夜の区別もついているので、昼間は明るく夜は暗く、外の明るさを意識して部屋の照明を調節してあげましょう。
寝る前の環境を整えることで生活リズムが整ってきます。
生後10か月くらい
起床時間
生後10か月の赤ちゃんは生活リズムも整ってきて、毎日の起きる時間も一定になります。
起床時間がずれるとそのあとのスケジュールもずれてくるので、一番調整しやすい起床時間は大切にしましょう!
離乳食までの時間は起床後30分~1時間を目安にするといいです。
午前中に機嫌がいい赤ちゃんが多いので、この時間で家事を進めたいですね。
食事
この頃の赤ちゃんの食事は3回食になります。
食べる量が少ない赤ちゃんは授乳・ミルクも併用して体重をチェックしながら離乳食を進めていきましょう。
離乳食の進みも見ながら卒乳も考えていく時期になります。
また食事の合間におやつを与える場合もあります。
おやつには手づかみ食べの練習や、カルシウム鉄分の補給などの意味合いもあります。
毎日必要と言うわけではありませんが、赤ちゃんとおやつを通してコミュニケーションをとるのは大切なことです。
朝寝・昼寝
生後10か月になると昼間の活動時間も伸びてきます。
5か月のころよりは少し短い、1日に2~3時間ほど睡眠をとるのが理想です。
夜まとまって寝てくれるためにも昼寝の時間は長くならないように、何時になったら起こす、などのルール決めも必要です。
就寝時間
生後10か月の赤ちゃんは生活リズムもできてきて、夜まとまって寝てくれるようになってきます。
一方、感性も育ってきて日中受ける刺激によって、夜泣きに影響も出てきます。
日中にしっかり運動させる外に連れ出す、夕方以降に興奮させるような運動や刺激を与えない、などを意識することで夜起きる回数が減る、同じ時間に起きてくれるので楽になります。
理想の生活リズムは親が作る
赤ちゃんの生活リズムは個人差がありますが、やはり親が主体となって理想の形に近づけていきます。
お昼寝や食事の時間をどうするかでそのあとの生活リズムが変わってくるので上手にコントロールしてあげましょう。
また、ママやパパの帰宅時間などによって就寝や食事風呂の時間を調整することで、家事との両立が楽になってきます。
夕方の時間帯は忙しいので入浴を日中にずらすとかですね。
無理なくできるタイムスケジュールにして、育児の負担をできるだけ少なくしていきましょう!
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