スマホを与えて動画を見せると
子供はおとなしくなるので育児はずっと楽ですよね。
でもペンギン一家の家では1歳からスマホを与えてとても後悔したので、
半年かけてスマホ育児と向き合ってきました。
この記事では実際に取り組んでいる
スマホ育児の対策をご紹介していきます。
スマホ育児とは
スマホ育児には2つの意味があります。
1.子供がムズがるときや家事をしているときに、スマホで動画やアプリを使って子守をすること
2.子育て中にスマホでSNSやゲームに夢中になり子供を見ていないこと
スマホ育児に関しては「日本小児科医会」もその弊害について注意喚起しているので、一般的には悪い意味で使われています。
ただしスマホ育児が子供に与える影響は、まだ医学的には結論が出ていません。
(というか子供使って実験できないですしね。。)
そのためネット上の記事も根拠ある風に書いてますが、基本的に筆者の偏見で書いてあるものが多いです。
もちろんこの記事も我が家の考え方なので、経験談として読んでいただければと思います!
スマホ育児での後悔
子供が1歳になった頃に、youtubeでディズニーの曲を流したのが事の始まりでした。
はじめは目の前にあるスマホをタップしたりリズムに乗ったりしていて、またできることが増えたなぁと簡単にとらえていました。
そこから知育アプリなども入れたりして、
家事の合間に触らせてたりしたのですが、
2か月くらいで、まずいな・・・と思う出来事が起こりました。
子供がスマホを見た瞬間、奪いに来るのです。
そして貰えなかったら大泣き、スマホを無理やり取ろうとすると怒って床に投げつける。
1歳4か月くらいにはイヤイヤ期が始まってきて、更にスマホが貰えないことによる癇癪が悪化してきました。
完全にスマホ依存です・・・
そこからペンギン一家でのスマホ育児への取り組みが始まりました。
スマホ育児のデメリット
スマホ育児で後悔したことを紹介していきます。
スマホを見ると奪いに来る
スマホを見ると貰えるまで泣き止みません。ポケットに入れても高いところにおいても、見えている限り泣き続けるのです。。。
家の中だといいのですが、外出先だと渡すしか選択肢がなくなりスマホを渡してしまう。
そうなると泣けばもらえるとずっと癇癪を起こしてしまうのです。
完全にスマホが無いとダメなループに入ってしまいます。
目が悪くなる
一番気になるのは視力の低下です。
小さい頃に目の前でずーと画面を見ている行為、親としてとても心配です。
今から目の筋肉も成長していく時期にスマホを見るのが癖になってしまうと目が悪くなるのではないかと思ってしまいます。
特に子供には目の疲れなどの概念はないから寝るまでずーっと見てしまいますし、部屋の暗さや画面の明るさなどは全く気にする気配もありません。
視力は生活にかかわる大切な能力なので、守ってあげるのが親の役目だと思います。
誤作動をされる
僕は仕事用のスマホ持ち歩くことが多く、家でも仕事用のiPhoneを使っています。
そのため、スマホを取られると仕事先に勝手に着信をされたり、アプリをインストールされたり純粋に困ることが多いのです。
一度勝手にAmazon music unlimited(有料音楽サービス)に登録されていたときはビックリしました。
それでなくても重要な文章・アプリを削除したり、写真を連打したりと気が付いたら・・
ということも多いので、スマホ育児のデメリットです。
スマホ育児で後悔しないためには
スマホを渡したときは思いませんでしたが、子供の行動を見ているとスマホ育児について考えるようになりました。
そこでペンギン一家では夫婦で話し合って、
これから先にさらに後悔しないため次のことに取り組んでいます。
子供の前でスマホを触らない
うちはリビングで過ごすことが多いのですが、リビングには極力スマホを持ち込まないようにしています。
子供は、特に小さな子は親の真似をします。
親が揃ってスマホをいじっていると、それは子供にとっても楽しそうに映りますよね。
今の時代スマホは生活の一部になっていますが、必要なときに触るだけで充分生活はできます。
どうしても必要なときは子供に見られないようにして、調べ物や連絡を取るようにしましょう。
せっかく家族で過ごせる時間です。
スマホから顔を上げて目の前の大切な人を見てあげてください。
泣いたからと言って渡さない
スマホを見つけるとくれくれー!って泣いてきますが、必要がなければ渡さなくても大丈夫です。
簡単には貰えないことをしっかり教えましょう。
はじめは大泣きするので、家の中で泣いても与えないようにします。
外出先では仕方ないので、極力スマホを見せないようにします。
2か月ほどそうしていますが、徐々にスマホへの興味は薄れてきて貰えないとわかると諦めるようになってきました。
別のおもちゃで興味を引く
欲しがったらできるだけ興味を逸らすようにしましょう。
はじめはお菓子などですぐに興味が移ると思います。
だんだんぬいぐるみやおもちゃなどで気を引きながら、スマホからの興味をなくしていきます。
今では、いないないばぁやかくれんぼなどで気を逸らすこともできるようになりました。
そして子供にとってスマホは、あれば楽しいけど「必須」ではなくなってきたようです。
スマホ育児は悪なのか
ここまでスマホ育児の弊害を話してきましたが、絶対悪なのかと聞かれると僕はそうではないと思います。
育児はとても大変です。
外出先や限られた空間で大泣きすることもあるし、どうしても辛くて5分だけも一息つきたいこともあります。
何度言っても思い通りにならない子供に心底疲れて、自分のペースで家事をしたいときもあります。
そんな環境の時に、スマホがあることで救われる場面はたくさんあります。
ママやパパが限界になってしまうと子育て全体が悪い方向に向かってしまいます。
そうなる前にスマホに頼ってもいいと僕は思います。
反対にスマホほど子育てで頼りになるものもありませんからね。笑
スマホ育児は最後の砦だと思って使っていくといいのではないでしょうか。
家族でスマホの使い方を考えよう
うちでは昼下がりにリビングで子供を遊ばせながら、ママがスマホをいじるという光景が日常だったのですがこれをやめました。
スマホでついつい暇を潰しがちですが、その時間を子供と絵本を読んで、好奇心や感性を育てる時間に変える事にしました。
意外とスマホでネットサーフィンしている時間って1日の中で長いです。
でもそこから得られるものはそう多くありません。
それだったら子供の成長を後悔しないように見届けたほうが有意義だと僕は思います。
なので親も必要なときに必要なだけスマホを使う生活を始めてみてください!
しっかり子供と向き合えて、子育てライフはより一層豊かになりますよ!
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