2歳になったら子供の自己肯定感を育てていきましょう!
自己肯定感とは、自分を自分で褒めてあげる力、他人と比べるのではなく分の存在に価値を感じれる能力のことです。
自己肯定感が高いと人生の幸福度が上がり、勉強やスポーツを忍耐強く続けていく土台となる能力になります。
自己肯定感は幼児期の影響を強く受け、2歳児からでも子供との接し方で大きく個人差が現れてしまいます。
この記事では、2歳の時から子供の自己肯定感を育んでいくにはどうすればいいのかを解説していきます。
また、子供と接する中で親自身の自己肯定感も高まっていくので、一緒になって成長していきましょう!
2歳児の自己肯定感を高めるメリット
自己肯定感を高めることで、忍耐強く物事に挑戦したり前向きに行動できる人間になることができます。
例えば自己肯定感の高い子供の特徴として、
そして3歳からは社会とのつながりを覚えていく時期にもなります。
家族以外の大人や友達と関わる機会が増え、他人との比較や違いに触れていき社会的な自分の存在を認識していく歳になっていきます。
そこで自己肯定感が育っていれば、挫折や失敗を経験しても自分はダメだ親から必要とされていない、と落ち込んだりせずに前向きにトライして成長することができる人間に育っていくのです。
そして自己肯定感を高めるには特別な準備は必要なく、日常での子供との関わり方で高めることができます。
正しい接し方で子供の自己肯定感を育んでいきましょう!
2歳児の自己肯定感を高める行動
2歳児の自己肯定感を高めるには、
- 親から認められる
- 親から愛情を受けている
と子供が感じることが最も大切なことです。
褒める
自己肯定感は自分を認める力、それは親が子供を認めて褒めてあげることで成長します。
ご飯を食べた、積み木を積めた、ズボンをはけた。
些細なことでも褒めてあげるようにしましょう。
たとえ失敗しても、上手くできていなくてもその過程を褒めたり、励ましたり、子供を認めてあげる行為が自己肯定感を育てていきます。
達成させる
2歳の時期は、「できた!!」をたくさん経験させてあげましょう。
できるという自信を育ててあげます。
自己肯定感は自信とは少し異なり、「失敗した時に自分を認めてあげる能力」で「根拠はないけど次はできると思える力」と言えるのですが、自信は「前はできたから次はできる」という過去の経験から自分を認める能力になります。
しかしそれらはお互いにリンクしているので、「できた」という経験をして自信をつけてあげることが自己肯定感を育むコツです。
そのためには親が傍らで見守って時にはサポートをして、子供に達成する喜びを経験してもらわなくてはいけません。
できたという嬉しさ、達成感で脳が活性化しているときに、親から褒めてもらって認められているという充実感を得ることで自己肯定感高まっていくのです。
抱きしめる
2歳のイヤイヤ期は親に構ってほしい、自分を愛して欲しいという感情の表れです。
それを直接伝えることができるのがスキンシップ、抱きしめることです。
抱きしめることで2歳児の自己肯定感を高めるに必要な、「親が自分を認めてくれているということ」「自分の居場所がここにあると思えること」そういう安心を子供が受け取ることができます。
また子供を抱きしめるという行為は、親の自己肯定感を高める効果もあります。
2歳のイライラ期ではどうしても子供を怒ってしまい突き放してしまうことは避けられません。
また怒ってしまった、と親が自己嫌悪に陥ることもあります。
そんな時にも抱きしめて子供と愛情を交換することで、親の自己肯定感も高まるのです。
2歳児の自己肯定感を下げる行動
反対に子供の自己肯定感を下げる行為です。
2歳はイライラ期もあるので、親の心のキャパシティがいっぱいいっぱいの時ですが、できるだけやらないように心がけて行動しましょう!
怒鳴る
2歳の時期に怒鳴っても、何のメリットもありません。
子供はおびえ親からの拒絶を感じてしまい、自分の存在を嫌いになり、自己肯定感が下がってしまいます。
繰り返しいたずらをしても、一呼吸置き、ゆっくりとした真面目なトーンで子供と接するように心がけましょう。
叩く
幼いころに親からの暴力や体罰を受けた子供は、自己肯定感が低くなり、他者に対して暴力をふるったり暴言を働く子供に成長するということが確認されています。
2歳の時期は叩かれたところで、行動を修正する能力はありません。
つまり子供を叩いたところで結果は変わらず、親子共々イヤな気持ちになって終わりです。
そんな自ら不幸になるような行為は、頭の悪い人がやることです。
叩く必要性はありません、絶対にやめましょう。
暴言を浴びせる
同じように負の感情を感情をぶつける、言葉の暴力も同じです。
馬鹿なの?いなくなれ!嫌いだ
2歳の子供には意味は理解できなくても、声のトーン表情で拒絶されていることは十分伝わり自分の存在価値が否定されていることを理解します。
また、自ら放った言葉は耳を通して親自らに返ってきて、親の自己肯定感を下げます。
子供に暴言を吐いてしまう人は、自分が子供の頃に親から暴言を吐かれていた経験があったりします。
自分が悪いわけではありません、大丈夫です。
その連鎖を止めるために、子供には優しく上品な言葉で接してあげてください。
2歳の子供の褒め方
自己肯定感を育てるには、褒めるのが一番です!
どうやって褒めたら上手く子供に伝わるか、参考にしてみてください。
表情を使って褒める
褒める時は表情にも喜びを出して、わかりやすく伝えてあげてください!
2歳の子供はしっかり親の顔を見ています。
君がやったことで、ママパパは嬉しいんだよ。
と認められることが子供にとって大切なのです。
オーバーリアクション気味でも子供は純粋に受け取ってくれるので、表情に出して褒めてあげましょう!
達成したことを一緒に喜ぶ
子供を褒めることに関して有名な方法として、「すごいね」「えらいね」ではなく、「ママは嬉しいよ」「ママはすごいと思うよ」と親の感情を伝える方法があります。
しかし2歳の子供には少し早いのかなと思うこともあります。
そんな時は、達成した事実を一緒に喜んであげましょう!
例えばご飯を完食できたとき、
「えらい!」と褒めたくなりますが、子供の気持ちを代弁して「やったー!できたー!」と喜んであげてください。
そうすると子供は、
「自分の気持ちに共感してくれている。」
「ママは自分と同じ気持ちなんだ。」
と、もっと直接的に子供が親のメッセージを感じとることができます。
単純に子供の成長を喜ぶだけなので、今日からでもスムーズに取り入れることができると思います!
まとめ
2歳の子供の自己成長感を高めることで、これからの人生で得ることができる幸福感と能力に大きな差が生じます。
子供は親から認められることで、自分の存在を認めてあげられるようになります。
しっかり子供と向き合って、
- 親から認められる
- 親から愛情を受けている
と子供が感じることができるように行動す津ことが大切です。
また、子供の自己肯定感を育てる行動は、間接的に親にも影響します。
子供への接し方は自分の心と接する行為でもあります。
親子で自己肯定感を高めて、昨日よりも少し楽しくなるように過ごしていきましょう!
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