ダメを言っても聞いてくれない、いつから叱っていることを理解しているの?
赤ちゃんのときは危ないからやめてほしいのに何度言っても同じ行動をするので、いつから叱っていることがわかるのか不安になりますよね。
今回はいつから赤ちゃんを叱るべきかについて紹介していきます。
赤ちゃんを叱るのは1歳くらいから
赤ちゃんを叱る場合、いつから伝わるのでしょうか?
一般的に赤ちゃんは生後6か月くらいから親の雰囲気を感じとることができます。
この時期には叱られても漠然と怒られていることがわかるくらいです。
次に1歳を過ぎたころから、赤ちゃんは大人の言葉の意味を理解し始めます。
しかし同時に好奇心も育ってくるため、ダメだと言われてもやりたい!という感情が先行してしまい叱り方によってうまく伝わらないことがあります。
また感情をコントロールすることができないので、昨日は言うことを聞いてくれたのに今日は聞いてない、などの悩みも出てきます。
僕たちがイメージするしつけ、
「やっちゃだめ!」と言ってやらなくなるようなやり取りは、感情を少しずつコントロールできるようになる2~3歳になってからできるようになります。
叱るときは本当に危ないときだけ
1歳ごろから引き出しを開けたりテーブルに登ったりして大変ですよね。
おもちゃを投げたりたたきつけたりするのを見て
ついつい、「ダメ!」と口が出てしまいますが、本当に叱るのは危ない時だけにしましょう。
・やって欲しくないとき
・やっては危ないとき
この2つはどちらもダメ!!と叱りたくなりますが、分けて考えるようにしましょう。
やって欲しくないとき
赤ちゃんがいたずらをするときは、何かを学んでいるときです。
ティッシュを引き抜いて音や手触りを感じながらいつまで続くのかを考えたり、おもちゃをぶつけて物と物の擦れ合うぶつかる音を聞いて力加減を学んだり、この学びの機会をやめさせる必要があるのでしょうか?
もちろん壊れてほしくなかったり、どうしてもやって欲しくない場合は、そもそも手に届く範囲に置いている親に責任があります。
いたずら用のダミーや傷つかないおもちゃに交換するなどして、やって欲しくない理由を取り除き自由にやらせてあげましょう!
せっかくの成長の機会を親の都合で摘み取らずに、許容できる範囲でいたずらをするように工夫してあげましょう!
やったら危ないとき
一方、ダイニングテーブルやバスタブの淵などに登り危ない時、ベビーガードを壊そうとしたときなどはきちんと目を見て叱ってあげてください。
赤ちゃんの命にかかわること、大けがに繋がる行為は何度でもわかるまで叱ります。
もちろん、危なくなった原因があれば2度目が無いように取り除きますが、これ以上は対策しようがないと言う場合はしっかり叱ってわからせるようにしましょう。
赤ちゃんを叱るときは「共感」「誘導」
0~1歳の赤ちゃんには「ダメ!」と叱っても上手に伝わりません。
そこで叱るのではなく、子供に共感してあげましょう。
「つねりたいの?つねったらママ悲しいよ。」
「触りたいの?でも触ったら熱いよ。」
ダメと言う言葉では、なんだか機嫌が悪い・・・としか理解してくれません。
どうしてダメなのかを教えてあげましょう。
必要であれば悲しんだり、熱がったりとどういう結果が待っているのか教えるまたは体験させてあげます。
そのあとに別のことに誘導します。
赤ちゃんの頃は好奇心が強く自分をコントロールできませんが、反対に次のことにも興味を持ちやすいです。
危ないことに夢中になっていても、絵本や遊び、外出などに興味を誘導して安全でやってほしいことをさせるようにしましょう。
すぐにはできるようになりませんので、根気よく何度も何度も叱るようにしましょう。
赤ちゃんを叱るときは優しく
赤ちゃんを叱る場合、単純に強く言ってもお互いにストレスが溜まっていしまいます。
そこで叱るのではなく、諭すイメージで注意してあげてください。
本格的な「言って聞かせる」の段階は3歳くらいからで問題ありません。
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